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5月 園だより 2025/05/01
新年度が始まって、はや1ヶ月が経ちました。子どもたちは新しいクラスや、新しい環境にも慣れて、いろんなことにはりきってチャレンジしている様子がうかがえる今日この頃です。 先日、5歳児クラスで子どもたちと一緒に給食を食べようとしていた時のことです。その日のメニューは『たけのことふきの煮物』。全クラスの配膳が終わったタイミングで栄養士の放送タイムとなり、5歳児クラスまでマイクをもってきて子どもたちへのインタビューが始まりました(生放送)。どうやら『たけのこ』はたけのこ組(4歳児クラス)が皮をむき、『ふき』はクローバー組(5歳児クラス)が皮むきをしたようです。その時の感想を5歳児にインタビューする趣旨で、ドキドキしながらインタビューに応える様子を身近に見ることができました。奥栄養士:「ふきの皮をむいてどうでしたか?」子ども:「ふきの真ん中に大きな穴が開いているのを見つけました!」「匂いがしました。」「難しかったです。」と、思い思いの感想が聞かれました。春の山菜は独特の強めな香りがあり、手に灰汁がついて黒くなったりしますが、子どもたちにとっては新たな発見だったようで、照れながらも楽しそうにインタビューに応えていました。いつか山道で生えているミズブキやヤマブキを見つけた時には、みんなでワイワイ言いながら『ふき』の皮むきをしたことをあの強めな匂いと共に思い出すのではないかな、と思いました。そして、みんなでいただきます!実食の感想はと言うと…「あ、おいしい…。」その反応に大笑いしてしまいました。きっと、匂いとかちょっとくすんだ緑色のふきを見て想像していた味とは違っておいしかったんだろうな、と想像できました。素直な子どもたちの反応はいつも私を楽しい気持ちにしてくれます。感謝感謝。 また、クラスには大きな葉っぱ付きの水蕗(水ぶき)がバケツの中に差してあり、子どもたちの観察が続いているようです。子どもたちの好奇心をくすぐらせる保育をどんどん広げていきたいと思った一コマでした。今年度も面白い一年になりそうです! 園長 三成 美紀 |