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園からのお知らせ

7月の園だより

2025/07/01

暑さも日々増していき、本格的な夏もすぐそこまで来ているようです。今年の梅雨は雨が少なかったですね。子どもたちは汗をキラキラ輝かせながら、元気いっぱいです。休息を取りながら、体調管理に気を付けて過ごしていきます。

 さて、先日は第17回ほくようっこ運動会を行いました。昨年度は2歳児以上が参加対象でしたが、今年度は0歳児から5歳児までの全クラスが参加のほくようっこ運動会となりました。全クラスの参加は子どもたちにも様々な刺激を与えてくれました。まず、5歳児の【いつでもどこでも頑張る姿勢】は4歳児のお手本となり、【真似してみたい!クローバーさんと同じことをしたい!】と挑戦する気持ちをくすぐってくれます。5歳児さんはお手本になるようにますます頑張る。3歳児は、その4,5歳児を見て【なんか楽しそう!】と思い【なんかやってみよう!】と自発的な姿が出てきます。2歳児は、園庭を走る3歳児を見て、【おもしろそう~】と興味を持って応援をする、その応援が3歳児を盛り上げる。1歳児、0歳児が応援しようものなら2歳児がお兄ちゃんお姉ちゃんぶって頑張る!運動会への取組は子どもたちのやる気スイッチを刺激してやる気連鎖がうまれました。

そして、運動会当日はいろんなドラマがあったと担任たちから話を聞いてびっくりしました。その一つを紹介します。運動会前々日に後ろ回りができるようになった5歳児・Aさん。なんと、おうちの人には内緒にしていて、当日見事にくるん!と後ろ回りをしたそうです。運動会のために、後ろ回りができる友だちを見てコツをつかみ、地道に練習してきたのでしょう。目標を自分で見つけ、ひたむきに練習をし続けたこと、友だちにも担任にも応援してもらっていたこと、全てが功をなしてその結果になったのだろうな、とその姿が想像できました。まさに『達成感』を感じたことでしょう。私たち保育園職員は、子どもたち一人ひとりの思いに寄り添い『目標』に向かって支援しています。みんなが同じ目標ではないことや、時には失敗することもありますが、その子なりに目標に向かって頑張ってきたその気持ち、姿勢が大事だと思います。ほくようっこ運動会を通して、ほくようっこたちはかけがえのない経験ができたのではないかと思います。保護者の皆さまにはお忙しいところご参加していただきありがとうございました。保護者の皆さまの熱い声援と拍手が子どもたちのやる気・元気をさらに盛り立ててくれていたと思いました。ゴールに向かって走ってくるときの子どもたちの笑顔がそれを物語っていました。運動会が終わると本格的な夏が始まります。次は子どもたちがどんなことに挑戦するのだろうと考えるととても楽しみな夏になりそうです。                                        園長 三成 美紀