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10月 園だより 2025/10/01
なんとか暑さもやわらぎ、秋のにおいや気持ち良い風を感じる頃となりました。秋の自然を求めて、園外散歩に出かけたり園庭で遊んだりする姿が見られるようになりました。 さて、今年の夏野菜はナスが大豊作でした。ほくよう保育園の畑・キラキラファームではナスが何本も収穫され給食に登場する回数も多くありました。今年はなり年でしょうか?保育園の給食に出てくるナスの煮物は皮がふっくらしていてツヤツヤ、味もよく染み込んでいます。私が家で作ると皮がしわしわになってしまうのに、なぜ?と栄養士に聞いてみると、「一度スチームコンベクションで加熱してから煮ているからですよ。時短にもなります。家庭の場合はレンジで加熱してから煮るとしわしわにならないですよ。」と。ふむふむ、なるほど!さっそく、家庭で実践してみるとホントだ!その通りふっくら味しみしみ。また、別の日。保育園のドライカレーは子どもたちに大人気。なんで、こんなにおいしいの?と聞くと「玉ねぎのみじん切りを細かくしすぎると苦味が出てくるから、その一歩手前で止めています!」とのこと。何でも知っているほくよう保育園の栄養士たち。経験値だけでなく、子どもたちへの愛情がおいしい給食に繋がっているように思います。そして、先日、しゃもじを片手に「開園当初から(17年間)使っている、しゃもじが欠けそうになっているので新しいものに替えたいです。」と残念そうな栄養士。そのしゃもじは、とても大きくて150人分の炊き立てご飯をほぐしてきた歴史を感じるものでした。名残惜しそうな表情。使い込んできたそのしゃもじは、なんだか命が宿っているような…。ひょっとして、付喪神(つくもがみ)になっているのでは???と思うくらいの味のある色です。道具さえも大事にしてくれるその姿勢は食育へと繋がり、豊かな心は食事からという栄養士たちの思いが伝わります。10月は保育公開試食会(4歳児)があります。どうぞお楽しみに!そして、ほくようっこ秋まつりも開催されます。ステージ発表(3歳児以上)、お店屋さん(4・5歳児)などなど、子どもたちも準備をしています。みんなでおまつりを楽しみたいと思います。(5歳児のお店・ようかい迷路には付喪神が出てくるかも?) 園長 三成 美紀 |











