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園からのお知らせ

8月園だより

2021/08/02

本格的な夏の到来です。セミが一斉に鳴きたてる声を、時雨の音に見立てた「蝉時雨(せみしぐれ)」という言葉があります。子どもたちの元気な声と蝉時雨。元気をもらいながらの日々の保育です。

子どもたちは、太陽と青い空のもと、プールでの水あそびやどろんこあそび、色水あそび、片栗粉や泡あそび、そして夏野菜の収穫など、夏ならではの体験を思いきり楽しんでいる今日この頃です。

さて、新型コロナウイルスの感染拡大は未だ、収束の気配どころか「第5波」への危機感が強まってきています。厳しい現状の中、出雲市では保育所等職員への新型コロナウイルスワクチン接種が、出雲市の独自の優先対象となりました。当(社)出雲北陽では、なかの・ほくよう保育園の両園の職員が2班に分かれて、7月9日(金)よりワクチン接種が始まりました。そして、8月6日(金)には2回目接種を終える予定です。それでも今年の夏の行事も、昨年同様、時間や人数を調整するなど、コロナ対策や安全面への配慮をしながらの活動となります。引き続き保護者の皆様にもご理解・ご協力をお願いいたします。そして、ワクチン接種を機に、厳重な感染対策ではなく、適切な感染対策を施しつつ、子どもたちの心の成長に重きをおくような保育を心がけていきたいと思います。“人との距離が離れる今だから、精神的な距離を近づける”子どもは大人にくっつくことで精神的な安定感を得るものです。物理的距離が生まれやすい今だからこそ、精神的な距離を近づけて、子どもに対する共感的なふるまいや言葉かけを意識していきたいものです。

 コロナ対策は長期戦になり、更に夏の身体はかなりの体力を消耗します。だからこそ、いつも以上に「食事・睡眠・休養」が大切です。体調を整え、免疫力を高めて苦難の時こそ笑顔を忘れず元気に過ごしていきたいものです。