日中はまだまだ夏と変わらず暑い日が続いていますが、すっかり日が落ちるのも早くなり、朝晩は過ごしやすくなりました。秋はすぐそこまできているようですね。子どもたちの好きな虫たち（コオロギやスズムシ）や木の実集めがそろそろ始まるのかな？見せに来てくれるかな？と楽しみにしているところです。

さて、先日は子どもたちが楽しみにしていた「夏まつり」を行いました。今年も密を避け、小グループでお店や各コーナーを回るなど、感染症対策をしながらの「夏まつり」となりました。出雲市から新型コロナウイルス感染症対策として登園自粛の要請、そして自粛期間の延長…。夏まつりの開催方法、日程、内容を再考し、みんなで夏まつりを楽しむには！を軸に計画を練り直しました。日程変更など保護者の皆様には、ご協力をいただきありがとうございました。3歳児れんげ組以上のステージ発表は、自粛期間中に練習ということもあり、なかなか全員そろっての練習ができない日々が続きました。ですが、各クラスの担任たちは、子どもたちの夏まつりに対する絶対的な楽しみな気持ち・やる気に触発され準備や練習を進めていくことができました。子どもたちから発せられる、楽しみ！やる気！パワーは私たち大人をこんなに励まし、勇気づけてくれることができるのだと実感しました。お店を回り終わった４歳児たけのこ組さんが「あー！夏まつり楽しかった！」と満足そうに笑ってつぶやいたのを聞いて、本当に嬉しくなりました。この、夏まつりで子どもたちが経験した達成感や喜びを共感し合っていく中で、私たち大人も子どもたちと一緒に成長させてもらっているんだと実感した夏となりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園長　　三成　美紀